長く続いた雨のあとで

8/11から降り続いた雨がようやくおさまりつつあります。
せいこう技研がある出水市では、9日間で725mmの雨量を数えたようです。
この数値、これまでの8月ひと月の平均雨量の3倍を超える雨量とのこと。
単純計算で30日間×3=90日分の雨量が9日間で降ったわけです。

そして、この長く続いた雨は鹿児島県や熊本県など局所的なものにとどまらず、全国的に見られ各地で浸水や土砂災害を起こしています。
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
10年に一度、50年に一度、100年に一度と言われるような大雨や台風などの天災が、現実として頻発しています。

8/20のニュースでは、グリーンランドを覆う氷床の最高地点で観測史上初めて雪でなく雨が確認された、という発表もありました。
北極圏のしかも標高3000メートルを超える地点で雨が降ったのです。
海面水位の上昇が確実に加速しています。

 

さて、過日測量を実施した河川災害の現場が、この長い雨で被害が拡大していないかどうか調査してきました。(ここは拡大していなくて良かった。)
夏の空に少し秋の顔が見られるようになってきた気がします。

20210823 雨明け

 

世界はつながっています。
そして、自分も起点。

 

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